小鳥の爪―転生寵姫は2番目の恋に落ちる―
第69話 本当の愛の終わり(3/6)
メイレンは、シャオレイの痛いところを突いたと確信した。さらに、シャオレイへ鎌をかける。
「どこが違うのだ?
ヤン妃はいつの間にか、強さと賢さを身につけた。
妃に昇格したのも、画策あってのことだろう?
偶然に見せかけた……な」
シャオレイの顔が青ざめる。
(まさか、陛下にそこまで知られてたの……!?)
憶測が当たったメイレンは、ニヤリとした。
「陛下にとってそなたは、もはや忌むべき存在なのだ。
私と同じ……」
「ち……違うわ!
だってまだ私は妃だもの……!」
思わずシャオレイは、自分の言葉に驚いた。まだ、ゼフォンへの未練が消え残っていたのだ。
メイレンは、同情するように言った。
「私もまだ、皇后だ。
廃されてはいない。
――そなたと、同じだな」
衝撃に、シャオレイはその場にへたり込んだ。
(同じ……!?)
シャオレイに、かつてゼフォンに言われた言葉が浮かぶ。
『予は幼子《おさなご》ではない!女子《おなご》に守られたいとは思わぬ!』
ゼフォンがそう言った理由が、シャオレイはようやく分かった。
(あのときはただ単に、陛下から拒絶されたと思っていた。
でも違った。
陛下を傷つける女になってしまったのよ、私は。
――皇后と同じ女に。
私のしたことは、陛下にとって、死ぬよりも深い辱め……)
「陛下はもう、次を見ておられる。
芳沁宮《ほうしんきゅう》では、新しい命が芽吹いているそうだ」
メイレンの言葉に、シャオレイは衝撃を受けた。
(そう、シュエン妃……懐妊したの……。
陛下には、何十人もの妃がいる。
私なんか、特別でもなんでもなかった。
私なんか……)
メイレンは、シャオレイの痛いところを突いたと確信した。さらに、シャオレイへ鎌をかける。
「どこが違うのだ?
ヤン妃はいつの間にか、強さと賢さを身につけた。
妃に昇格したのも、画策あってのことだろう?
偶然に見せかけた……な」
シャオレイの顔が青ざめる。
(まさか、陛下にそこまで知られてたの……!?)
憶測が当たったメイレンは、ニヤリとした。
「陛下にとってそなたは、もはや忌むべき存在なのだ。
私と同じ……」
「ち……違うわ!
だってまだ私は妃だもの……!」
思わずシャオレイは、自分の言葉に驚いた。まだ、ゼフォンへの未練が消え残っていたのだ。
メイレンは、同情するように言った。
「私もまだ、皇后だ。
廃されてはいない。
――そなたと、同じだな」
衝撃に、シャオレイはその場にへたり込んだ。
(同じ……!?)
シャオレイに、かつてゼフォンに言われた言葉が浮かぶ。
『予は幼子《おさなご》ではない!女子《おなご》に守られたいとは思わぬ!』
ゼフォンがそう言った理由が、シャオレイはようやく分かった。
(あのときはただ単に、陛下から拒絶されたと思っていた。
でも違った。
陛下を傷つける女になってしまったのよ、私は。
――皇后と同じ女に。
私のしたことは、陛下にとって、死ぬよりも深い辱め……)
「陛下はもう、次を見ておられる。
芳沁宮《ほうしんきゅう》では、新しい命が芽吹いているそうだ」
メイレンの言葉に、シャオレイは衝撃を受けた。
(そう、シュエン妃……懐妊したの……。
陛下には、何十人もの妃がいる。
私なんか、特別でもなんでもなかった。
私なんか……)