小鳥の爪―転生寵姫は2番目の恋に落ちる―
第83話 取り戻した瑠璃色の小鳥(5/6)
シャオレイの真正面では、ゼフォンが椅子に腰かけていた。彼は茶器を手にしながら、静かにシャオレイを見つめていた。
シャオレイの体に、異常や傷が無いかをつぶさに観察するためだ。
シャオレイの中衣《ちゅうい》が脱がされた瞬間、ゼフォンの声が落ちる。
「待て」
シャオレイの心臓が静かに跳ね、宮女の手が止まった。
シャオレイの訶子《かし》の紐に吊るされた佩玉――それがゼフォンの目に入ったのだ。
ゼフォンはゆっくりとシャオレイに歩み寄り、佩玉を外した。しばらく佩玉を鋭い目で見つめ、無言で懐にしまった。
シャオレイの鼓動が嫌な音を立てている。
(動揺しちゃダメ。落ち着くのよ……)
再び、宮女の手で衣を脱がされ、シャオレイは全裸にされた。
ゼフォンが「脚を開け」と、命じた。
シャオレイは、宮女に椅子へ座らされた。
宮女に脚を開かれる瞬間――シャオレイに屈辱の記憶がよみがえった。それは、かつてゼフォンに密通を疑われて受けた、身体検査だった。
シャオレイの太ももの内側の紅い痕が、あらわになった。
それを見た瞬間、ゼフォンの表情が険しくなった。誰に付けられた痕なのか、ゼフォンは察していた。だが、冷静に宮女へ命じた。
「……洗え」
シャオレイは、生きた心地がしなかった。
(陛下、お怒りだわ……)
湯桶に入れられたシャオレイの体が、丁寧に洗われていく。宮女の手でシャオレイの額のおしろいがぬぐわれ、隠されていた小鳥の印が現れた。
ゼフォンはお茶を飲みながら、それを見つめていた。
シャオレイの真正面では、ゼフォンが椅子に腰かけていた。彼は茶器を手にしながら、静かにシャオレイを見つめていた。
シャオレイの体に、異常や傷が無いかをつぶさに観察するためだ。
シャオレイの中衣《ちゅうい》が脱がされた瞬間、ゼフォンの声が落ちる。
「待て」
シャオレイの心臓が静かに跳ね、宮女の手が止まった。
シャオレイの訶子《かし》の紐に吊るされた佩玉――それがゼフォンの目に入ったのだ。
ゼフォンはゆっくりとシャオレイに歩み寄り、佩玉を外した。しばらく佩玉を鋭い目で見つめ、無言で懐にしまった。
シャオレイの鼓動が嫌な音を立てている。
(動揺しちゃダメ。落ち着くのよ……)
再び、宮女の手で衣を脱がされ、シャオレイは全裸にされた。
ゼフォンが「脚を開け」と、命じた。
シャオレイは、宮女に椅子へ座らされた。
宮女に脚を開かれる瞬間――シャオレイに屈辱の記憶がよみがえった。それは、かつてゼフォンに密通を疑われて受けた、身体検査だった。
シャオレイの太ももの内側の紅い痕が、あらわになった。
それを見た瞬間、ゼフォンの表情が険しくなった。誰に付けられた痕なのか、ゼフォンは察していた。だが、冷静に宮女へ命じた。
「……洗え」
シャオレイは、生きた心地がしなかった。
(陛下、お怒りだわ……)
湯桶に入れられたシャオレイの体が、丁寧に洗われていく。宮女の手でシャオレイの額のおしろいがぬぐわれ、隠されていた小鳥の印が現れた。
ゼフォンはお茶を飲みながら、それを見つめていた。