結婚の決め手は焦げた玉子焼き!?黒豹御曹司は愛する秘書を逃がさない
14.CEOの秘密
経理部の執務エリアで、心愛はメールを見ながら溜息をついた。
「どうしたの? 今日、元気ないね」
「あっ、榊原さん。なんでもないです」
シュンとした姿を見せると、すぐに榊原は心愛の隣の空いた椅子に腰かける。
「困っているなら相談に乗るよ?」
「えぇ~。優しい」
心愛は沙紀のメールアドレスから届いたメールを表示すると、目に涙を浮かべた。
「実は、営業部の加賀さんと最近お付き合いをはじめたんですけど……」
「え、でもこの写真って、CEOの秘書じゃない?」
「はい。加賀さんの元カノが秘書さんなんです」
メールは工藤沙紀から上野心愛に送られたモノ。
「秘書さん、加賀さんに未練があったみたいで。わざわざ誰かにこんな写真を撮らせて、メールで送ってくるなんて」
もう会社に来たくないですと嘘泣きする心愛の背中に、榊原の手がそっと添えられた。
「ひどいな。こんなことする人なんだ」
秘書なんだからもっと真面目で清楚な人だと思っていたと榊原が呟く。
「この写真の時間、業務時間なんです。営業の加賀さんは外回りから帰ってきた時間だとしても、秘書さんがこんなところにいるのはおかしくて」
「そうだね」
「こんな人が秘書なんてCEOが可哀想です。私のことよりCEOが大変そうで、どうしたらいいと思いますか?」
健気な心愛の質問に、榊原はうぅ~んと悩んだ。
「彼はなんて?」
「彼も実は秘書さんに未練があって……。でもそれはいいんです。応援できるんです。でも仕事はちゃんとしないと……」
「上野さんはえらいな」
まだ若いのにと褒められた心愛はニヤリと笑った。
もう一押しだよね。
「どうしたの? 今日、元気ないね」
「あっ、榊原さん。なんでもないです」
シュンとした姿を見せると、すぐに榊原は心愛の隣の空いた椅子に腰かける。
「困っているなら相談に乗るよ?」
「えぇ~。優しい」
心愛は沙紀のメールアドレスから届いたメールを表示すると、目に涙を浮かべた。
「実は、営業部の加賀さんと最近お付き合いをはじめたんですけど……」
「え、でもこの写真って、CEOの秘書じゃない?」
「はい。加賀さんの元カノが秘書さんなんです」
メールは工藤沙紀から上野心愛に送られたモノ。
「秘書さん、加賀さんに未練があったみたいで。わざわざ誰かにこんな写真を撮らせて、メールで送ってくるなんて」
もう会社に来たくないですと嘘泣きする心愛の背中に、榊原の手がそっと添えられた。
「ひどいな。こんなことする人なんだ」
秘書なんだからもっと真面目で清楚な人だと思っていたと榊原が呟く。
「この写真の時間、業務時間なんです。営業の加賀さんは外回りから帰ってきた時間だとしても、秘書さんがこんなところにいるのはおかしくて」
「そうだね」
「こんな人が秘書なんてCEOが可哀想です。私のことよりCEOが大変そうで、どうしたらいいと思いますか?」
健気な心愛の質問に、榊原はうぅ~んと悩んだ。
「彼はなんて?」
「彼も実は秘書さんに未練があって……。でもそれはいいんです。応援できるんです。でも仕事はちゃんとしないと……」
「上野さんはえらいな」
まだ若いのにと褒められた心愛はニヤリと笑った。
もう一押しだよね。