私をフッた元上司と再会したら求愛された件
「戸川さん?」
「ああ、ごめん。ここ日が当たるから、園崎が眩しくないかなって思って」
それほど眩しいわけではないけれど、確かに窓ガラスから差し込んだ日の光が私に当たっていた。
私は目を瞬かせて、戸川さんを見る。服越しなのに、彼の手の温度が伝わってくる気がした。腕に意識が集中して何も言えずにいると、一条さんがその不自然な沈黙を破った。
「他のメンバーには言ったけど、今からちょっと出てくる。日本橋に行くから、園崎の好きな抹茶クッキー、お土産に買ってくよ」
「あっ、ありがとうございます……」
「戸川さん、すみません。私はこちらで失礼します」
一条さんが去ると、戸川さんは何やら物言いたげに私を見つめていた。
「……園崎って、もしかしてあの一条さんと付き合ってる?」
「ええっ?! まさか! 違います!」
まさかすぎて、思わず背中がのけ反る。すると、戸川さんはさも安堵したように胸を撫で下ろしていた。
「良かった。じゃあまた」
その笑顔が眩しくて、目の前がクラクラする。おかげで戸川さんが去ってもしばらくオフィスのエントランスで立ち尽くしてしまった。
「ああ、ごめん。ここ日が当たるから、園崎が眩しくないかなって思って」
それほど眩しいわけではないけれど、確かに窓ガラスから差し込んだ日の光が私に当たっていた。
私は目を瞬かせて、戸川さんを見る。服越しなのに、彼の手の温度が伝わってくる気がした。腕に意識が集中して何も言えずにいると、一条さんがその不自然な沈黙を破った。
「他のメンバーには言ったけど、今からちょっと出てくる。日本橋に行くから、園崎の好きな抹茶クッキー、お土産に買ってくよ」
「あっ、ありがとうございます……」
「戸川さん、すみません。私はこちらで失礼します」
一条さんが去ると、戸川さんは何やら物言いたげに私を見つめていた。
「……園崎って、もしかしてあの一条さんと付き合ってる?」
「ええっ?! まさか! 違います!」
まさかすぎて、思わず背中がのけ反る。すると、戸川さんはさも安堵したように胸を撫で下ろしていた。
「良かった。じゃあまた」
その笑顔が眩しくて、目の前がクラクラする。おかげで戸川さんが去ってもしばらくオフィスのエントランスで立ち尽くしてしまった。