婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
「勘違いだ。そういう関係じゃない」
「美作くんが桃代さんに絡んでるのを見て、慌ててたくせに」
「ないって」
聖澤さんの方も敬語が抜けている。会社では見せないふたりのやり取りに胸がざわついた。
「……ただ、軽々しく桃代さんに手を出すなとは思ってる。あの人、アホみたいに純粋だから」
突然発せられた私への言葉に、胸にじわりと熱が湧き上がってきて落ち着かなくなった。他意はない、そう知りつつも、私のことを大事に思ってくれているのが伝わってきたからだ。
「やっぱり桃代さんのこと、好きなんじゃない」
「だから違うって」
「誤解しないで、からかってるんじゃないの」
コトン、とグラスを置く音がする。次いで発せられた安芸野さんの声は、穏やかながらも真剣なものだった。
「安心したのよ、私のせいで女性が嫌いになっちゃったんじゃないかと思って」
どういうこと?と耳を疑う。ふたりの間になにがあったのだろう。
耳から入ってきた言葉に感情がジェットコースターのごとく上へ下へと乱高下する。
「余計なお世話だよ。傷ついてもないし、恨んでもない。付き合って、うまくいかなかったから別れた、それだけだ」
「美作くんが桃代さんに絡んでるのを見て、慌ててたくせに」
「ないって」
聖澤さんの方も敬語が抜けている。会社では見せないふたりのやり取りに胸がざわついた。
「……ただ、軽々しく桃代さんに手を出すなとは思ってる。あの人、アホみたいに純粋だから」
突然発せられた私への言葉に、胸にじわりと熱が湧き上がってきて落ち着かなくなった。他意はない、そう知りつつも、私のことを大事に思ってくれているのが伝わってきたからだ。
「やっぱり桃代さんのこと、好きなんじゃない」
「だから違うって」
「誤解しないで、からかってるんじゃないの」
コトン、とグラスを置く音がする。次いで発せられた安芸野さんの声は、穏やかながらも真剣なものだった。
「安心したのよ、私のせいで女性が嫌いになっちゃったんじゃないかと思って」
どういうこと?と耳を疑う。ふたりの間になにがあったのだろう。
耳から入ってきた言葉に感情がジェットコースターのごとく上へ下へと乱高下する。
「余計なお世話だよ。傷ついてもないし、恨んでもない。付き合って、うまくいかなかったから別れた、それだけだ」