婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
「どうした? 嫌なことでもあった?」

「そういうんじゃないんだけど。最近忙しかったから、疲れがたまってるのかもなー」

濁すと、今はそっとしておいた方がいいと判断したのかもしれない、ジュリナは頼もしい笑みを浮かべる。

「休息が必要なタイミングなのかもね。婚活に限らず、おいしいものでも食べに行こう! 気分が変わればきっと見方も変わってくるから」

「うん。ありがとう」

「いっそサロンやスパもありかも、体のメンテナンスができるところ」

「いいね! 私、サロンってあんまり行ったことない」

「一件、おススメあるよ。アロマのオイルマッサージと骨盤ケア。続けると左右のバランスが整って身長が伸びるんだって」

「え!? ほんと!?」

ひとしきり盛り上がって心が軽くなった。

元気を取り戻す頃にはラテも空になっていて、私はデスクに戻り仕事に集中した。



結局その日は聖澤さんと言葉を交わすことなく、小一時間程度残業して会社を出た。

明日顔を合わせたら、普通にお疲れ様と言ってみようか。運よく休憩スペースで合えたら、ごめんなさいと謝ろう。

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