婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
そのとき、会議室のドアがノックされた。
「話、進んでる?」
ひょっこりと顔を覗かせたのは美作さんだ。不自然な体勢でドアを押さえているのは、缶のカフェラテを三本抱えて手が塞がっているからだろう、駆け寄ってドアを押さえる。
「やっぱり真面目に画面睨んでる。もう少し気楽にやればいいのに」
そう言ってカフェラテをそれぞれに配る。
「お気遣い、ありがとうございます」
缶を開けながらも世那は「これで残務の山をなかったことにできるとは思わないでくださいね」と低い声で念を押す。
「まあ、そこは後日。天乃房でお詫びがてらにご馳走しようかな」
「だってさ、桃代さん。モツ煮でもサーロインでもなんでも好きなもの頼め」
「え、あの妙にお高い黒毛和牛サーロインですか!? あれ、気になってたんですよー」
「……ふたりとも、お手柔らかにね?」
珍しく笑顔を引きつらせている美作さん。世那は「さて、本題だが」とファイルを開いた。
「話、進んでる?」
ひょっこりと顔を覗かせたのは美作さんだ。不自然な体勢でドアを押さえているのは、缶のカフェラテを三本抱えて手が塞がっているからだろう、駆け寄ってドアを押さえる。
「やっぱり真面目に画面睨んでる。もう少し気楽にやればいいのに」
そう言ってカフェラテをそれぞれに配る。
「お気遣い、ありがとうございます」
缶を開けながらも世那は「これで残務の山をなかったことにできるとは思わないでくださいね」と低い声で念を押す。
「まあ、そこは後日。天乃房でお詫びがてらにご馳走しようかな」
「だってさ、桃代さん。モツ煮でもサーロインでもなんでも好きなもの頼め」
「え、あの妙にお高い黒毛和牛サーロインですか!? あれ、気になってたんですよー」
「……ふたりとも、お手柔らかにね?」
珍しく笑顔を引きつらせている美作さん。世那は「さて、本題だが」とファイルを開いた。