婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
できることなら私もそうしたい。二部屋あるの、羨ましいな。

ソファに座っていろと言われ、ちょこんと腰かける。飲み物を用意してくれるようで「お茶、紅茶、コーヒー、水、どれがいい?」と尋ねてくる。

「じゃあ、プリンだから紅茶で」

「プリンならコーヒーじゃないか?」

いきなり意見が割れてしまった。結果、私はダージリンの紅茶、彼はインスタントコーヒーをそれぞれ飲む。

「コーヒー、ひと口ちょうだい」

「さっそく影響されてるじゃないか」

「一杯は多いのよ。眠れなくなっちゃうし」

「大人しく寝かせてもらえると思ってるのか?」

彼のひと言に危うく紅茶を吹きそうになる。本当、彼って恋人モードになると急に肉食に豹変するから困惑する。

呆然として見つめていると、ふと時計を確認した彼がテレビにリモコンを向ける。

「あ、二十三時半だ。この経済のニュース好きでさ」

「あの話題からどうやってサラッといけるの? 情緒どうなってるの?」

「夜更かししようって話だろ? なにを想像してるんだ?」

わからない振りをしてにやにやする彼。一本取られた感じがして腹立たしい。

むすっとしながら紅茶とプリンを口に運んでいると。

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