婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
食事の約束をした相手は婚活アプリでマッチングした同じ年の公務員の男性――だったはずなのだが、やってきた男性は公務員というお堅い職業が持つイメージとはまるで異なる身なりをしていた。
髪はツーブロックで、シルバーのメッシュが入っている。服は色柄が派手なシャツとカーゴパンツ、首には太いゴールドのネックレス。とても仕事終わりとは思えない。なんなら堅気かどうかも疑わしいビジュアルだ。
「今日は、お仕事がお休みだったんですか?」
尋ねてみると、田口と名乗ったその男性は「休みだけど、いつもこんな感じ。うち、服装は自由だから」と軽快に笑った。
いったいどんな公務員職? 少なくとも教員や役所勤務、警察や消防関連などではなさそうだ。
「紬希ちゃんは堅そうなカッコしてるね。どんな仕事してるの?」
いきなりタメ口プラスちゃん付けで非常にフレンドリー。というかこの人、本当に私と同じ歳? 三十代後半くらいに見えるのだけれど……かといって間違えても失礼なので聞けない。
「旅行サイトを運営する会社で営業をやってます」
「へえー頭よさそう。俺は今、力を使う仕事だから」
「力、ですか……。プロフィール欄には、確か公務員って」
髪はツーブロックで、シルバーのメッシュが入っている。服は色柄が派手なシャツとカーゴパンツ、首には太いゴールドのネックレス。とても仕事終わりとは思えない。なんなら堅気かどうかも疑わしいビジュアルだ。
「今日は、お仕事がお休みだったんですか?」
尋ねてみると、田口と名乗ったその男性は「休みだけど、いつもこんな感じ。うち、服装は自由だから」と軽快に笑った。
いったいどんな公務員職? 少なくとも教員や役所勤務、警察や消防関連などではなさそうだ。
「紬希ちゃんは堅そうなカッコしてるね。どんな仕事してるの?」
いきなりタメ口プラスちゃん付けで非常にフレンドリー。というかこの人、本当に私と同じ歳? 三十代後半くらいに見えるのだけれど……かといって間違えても失礼なので聞けない。
「旅行サイトを運営する会社で営業をやってます」
「へえー頭よさそう。俺は今、力を使う仕事だから」
「力、ですか……。プロフィール欄には、確か公務員って」