婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
端的に指示して彼女に背を向ける。戸惑ったような顔をしていたが、異論は来ないので了承したのだろう。
彼女は本当に単純で、真っ直ぐで、ツッコミどころだらけで。
だが、どこか残念な一面も一周回ってみれば魅力なのかもしれない。
まあ、赤面した間抜け面も百歩譲ってかわいいってことにしておいてやるか。
オフィスに戻りメールを一本書き上げると、残りの作業は明日に回してPCを閉じた。
五分ほどすると、妙に緊張した面持ちの桃代さんがロビーにやってきた。その様子に首を傾げる。
「なんだよ」
「ああー、えっと。聖澤さんと終業後にご飯行くのって、初めてだなと思って」
「まあ、俺も同僚と行くのは久しぶりだ」
美作さんに強引に飲みに連れていかれることは稀にあるが、自分から誘うのはいつぶりか。
「それだけお腹が減ってたんですか?」
「俺のせいみたいに言うな。それだけお腹を鳴らしてるあんたが憐れに見えたんだよ。なにが食べたい?」
尋ねると、彼女はやや悩んだあと元気に宣言した。
「なんでも大丈夫です。牛丼から焼肉までオールラウンドでいけます」
「つまり、肉なんだな?」
彼女は本当に単純で、真っ直ぐで、ツッコミどころだらけで。
だが、どこか残念な一面も一周回ってみれば魅力なのかもしれない。
まあ、赤面した間抜け面も百歩譲ってかわいいってことにしておいてやるか。
オフィスに戻りメールを一本書き上げると、残りの作業は明日に回してPCを閉じた。
五分ほどすると、妙に緊張した面持ちの桃代さんがロビーにやってきた。その様子に首を傾げる。
「なんだよ」
「ああー、えっと。聖澤さんと終業後にご飯行くのって、初めてだなと思って」
「まあ、俺も同僚と行くのは久しぶりだ」
美作さんに強引に飲みに連れていかれることは稀にあるが、自分から誘うのはいつぶりか。
「それだけお腹が減ってたんですか?」
「俺のせいみたいに言うな。それだけお腹を鳴らしてるあんたが憐れに見えたんだよ。なにが食べたい?」
尋ねると、彼女はやや悩んだあと元気に宣言した。
「なんでも大丈夫です。牛丼から焼肉までオールラウンドでいけます」
「つまり、肉なんだな?」