婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
「まあいいや、今日は私、友だちと飲む約束してるからお先に失礼するね。残りの一個は聖澤さんがちゃーんと供養してあげてくださいな」
ひらひらと手を振って休憩スペースから立ち去る。
聖澤さんが最後のひとつを摘まみ取った。つやつやにコーティングされたショコラを自分の口に運ぶ――かと思いきや。
「あんたも食え」
そう言って私の唇に押しつける。
触れてしまったら食べるしかなく、慌てて口を開けると、彼はその隙間にショコラを強引に押し込んだ。勢いよく突っ込むものだから彼の指先まで一緒に舐めてしまう。
「よし、供養完了」
そう言ってチョコのついた自身の指先をぺろりと舐めとる。
って、それ今私が誤って舐めちゃった指では? 頬の熱が一気に上昇する。
「甘いもの食べたら、しょっぱいものが食べたくなってきたな……」
「無限ループってやつですね、それ」
「とっとと仕事終わらせて、飯、食いに行くか」
彼がちらりと時計を確認する。もしかして、これから天乃房へ行くつもりだろうか?
じっと彼を見つめると、「なんだ、あんたも腹が減ったのか?」とからかうように意地の悪い笑みが飛んできた。
ひらひらと手を振って休憩スペースから立ち去る。
聖澤さんが最後のひとつを摘まみ取った。つやつやにコーティングされたショコラを自分の口に運ぶ――かと思いきや。
「あんたも食え」
そう言って私の唇に押しつける。
触れてしまったら食べるしかなく、慌てて口を開けると、彼はその隙間にショコラを強引に押し込んだ。勢いよく突っ込むものだから彼の指先まで一緒に舐めてしまう。
「よし、供養完了」
そう言ってチョコのついた自身の指先をぺろりと舐めとる。
って、それ今私が誤って舐めちゃった指では? 頬の熱が一気に上昇する。
「甘いもの食べたら、しょっぱいものが食べたくなってきたな……」
「無限ループってやつですね、それ」
「とっとと仕事終わらせて、飯、食いに行くか」
彼がちらりと時計を確認する。もしかして、これから天乃房へ行くつもりだろうか?
じっと彼を見つめると、「なんだ、あんたも腹が減ったのか?」とからかうように意地の悪い笑みが飛んできた。