二度と恋はしないと決めたのに~フライトドクターに娘ごと愛されました~

「謝らないでください。私も、ずっとあなたが欲しかった」
「千咲⋯⋯」
「櫂さんが好きだから、触れてほしいんです」

彼に抱きつきながら告げると、そのままソファへと押し倒された。

「久しぶりなんだ、頼むからあんまり煽らないで」

ギラギラとした雄の表情に、千咲は胸をときめかせる。自分を求める、男の目だ。

ただじっと櫂の瞳を見つめていると、今度はそっと唇が寄せられた。何度も角度を変え、唇の狭間を舌で撫でられ、するりと口内へと入り込んでくる。

息を乱しながらも必死に応える千咲に、櫂はより濃厚な口づけを与え、耳元で何度も「好きだ」と囁いた。

着ていたパジャマをはだけられ、輪郭をなぞるように大きな手が身体を這っていく。敏感な部分を指でくすぐられ、反応を示すと何度も繰り返された。

「あっ、櫂、さん⋯⋯っ」
「ほんっとに、可愛すぎる」
「やっ、あぁ⋯⋯!」

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