愛を知った日
いつものように読み聞かせをしようと碧の部屋に向かうと碧はもう寝ていた。発表会で疲れたのだろう。私はそのまま自分の部屋に向かうことにした。
両親はまだ起きていたのでおやすみと言って部屋に入ると充電していたスマホに通知が届いた。鳳蝶くんからだ。
「今日はありがとな。楽しかったし嬉しかった。さっき会ったのにもう会いたくなってる。」
「こちらこそありがとう。今日はずっとドキドキしてる。」
「俺も。でも明日は学校だから早く寝ないとな。奏も疲れただろ?」
「うん。私ももう寝ます。おやすみなさい。」
「おやすみ。」
私は幸せな気分でベッドに入り、足をバタバタさせてさっきまでの甘いやり取りに悶える。恋人同士ってこういうものなんだと思いつつ目を瞑る。寝れなそうだと思っていたが意外に早く眠りについた。
それから毎日、鳳蝶くんは朝と夜にメッセージをくれた。朝はおはようのメッセージで夜はおやすみのメッセージ。お互いに学業を優先しながらも鳳蝶くんの学校終わりに会ったりもした。2人の時もあれば明美ちゃんと伊月くんがいる時もあった。どんな時も楽しく充実していた。そしてついに私達が付き合って初めての夏休みが始まる。
両親はまだ起きていたのでおやすみと言って部屋に入ると充電していたスマホに通知が届いた。鳳蝶くんからだ。
「今日はありがとな。楽しかったし嬉しかった。さっき会ったのにもう会いたくなってる。」
「こちらこそありがとう。今日はずっとドキドキしてる。」
「俺も。でも明日は学校だから早く寝ないとな。奏も疲れただろ?」
「うん。私ももう寝ます。おやすみなさい。」
「おやすみ。」
私は幸せな気分でベッドに入り、足をバタバタさせてさっきまでの甘いやり取りに悶える。恋人同士ってこういうものなんだと思いつつ目を瞑る。寝れなそうだと思っていたが意外に早く眠りについた。
それから毎日、鳳蝶くんは朝と夜にメッセージをくれた。朝はおはようのメッセージで夜はおやすみのメッセージ。お互いに学業を優先しながらも鳳蝶くんの学校終わりに会ったりもした。2人の時もあれば明美ちゃんと伊月くんがいる時もあった。どんな時も楽しく充実していた。そしてついに私達が付き合って初めての夏休みが始まる。