愛を知った日
帰ろうとしたその時。
「ただいま〜」
「ただいま。」
パパと碧が帰って来たようだ。
「あれ?明美ちゃん来てたんだ。碧、手洗って。」
「奏パパ、お邪魔してます。」
「明美ちゃん!」
「碧くん!今日も可愛いねぇ。」
「えへへ。遊んで?」
「明美ちゃんもう帰るって。」
「えっそうなのか?今日、ママは遅いけどもし良かったらご飯食べていけばいいのに。」
「そうだよ。明美ちゃん、帰らないで。」
「それともママのご飯の方が好きかな?」
「そんなことないです!」
「じゃあ食べてって。」
「えっ…じゃあお言葉に甘えていいですか?」
「もちろん。」
こうして明美ちゃんも一緒に夕食を食べることになった。
2人の押しが強かったので
「無理やりごめんね。断りづらかったよね。」
「全然。むしろ嬉しいよ。奏の家族のごはん美味しいもん。」
「明美ちゃん、遊んで〜」
そう言ってすぐ明美ちゃんは碧に手を引っ張られ遊び相手になってくれた。
その間、私はパパを手伝った。途中、遊んでいた2人がキッチンにやってきて
「今日はなんですか?」
「今日はからあげなんだ。漬け込んでおいた。苦手だったかな?」
「大好物です。」
「それは良かった。碧と遊んでくれてありがとうね。」
「こっちも楽しいので。」
< 223 / 370 >

この作品をシェア

pagetop