愛を知った日
その後押しもあって購入を決めた。早く着けている所が見てみたい。絶対に可愛い。
その日はそんなことを考えながら眠りについた。
翌日は普通に学校だったが放課後にデートの予定だ。理由はたまには普段しないようなデートをしてみたいという気持ちと最近忙しくあまり会えていなかったので1日でも早く会いたいという思いがあったからだ。授業を受けて帰ろうとした時。
「北山〜日誌も委員会の報告書も全然書いてないじゃないか。やり直せ」
「え〜これから俺、デートなんだけど」
「これはダメだ。できるまで残れ」
「本当にだめ?」
「俺は本当のことしか言わない」
「そうだよね…」
「頑張って早くデート行け」
「よっしゃ!頑張るか」
俺は奏に遅れると連絡をして再び席に座り気合いを入れた。
すると蘭がやってきて声をかけてくる。
「なにしてるの?」
「先生にこれやれって言われて。俺奏とデートの約束してるのに…」
「手伝ってあげようか?」
「いいのか?」
「仕方ないな〜」
そう言って手伝ってもらってなんとか早く終わらせた。それを先生に提出して急いでデートに向かおうとすると
「ちょっと待って!私も用事あるから正門まで一緒に行こう」
「俺、急いでんだけど?」
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