愛を知った日
エンド1(視点交代あり)
奏と一緒に救急車に乗ってからは記憶が曖昧だ。ただ夜間救急がたまたま奏が通院している病院で運ばれてすぐに主治医だという先生が処置をしてくれた。その後、病院から奏の両親に連絡したようで病院に駆け込んできた。
「鳳蝶くん!」
「すみません。俺のせいです…」
それだけ言って頭を下げた。
「そんなことないわ。ありがとう」
「奏ちゃんのご両親ですか?先生からお話しがあります」
「あっはい」
看護師に呼ばれて診察室へと入っていく奏の親を見送って俺はベンチに座った。
心の中はなんであんなことを言ってしまったのか、なんであんなことをしてしまったのかという後悔ばかりだった。やがて診察室から奏の両親が出てくる。
「まだ目は覚めてないみたいなんだけど顔だけでも見ていかない?」
「はい」
俺はただ奏の両親について歩く。そして病室に入るとベッドに横たわる奏が見えた。それを見て俺は決心した。
「あの…1つお聞きしたいことがあるんです」
両親に病気のことを尋ねた。
「いくらなんでもこんなに倒れるなんておかしいと思うんです。なにかの病気でない限り…奏が言ってくれるまで待とうと思ったんですけどこんな状態になってさすがに待てません。本当のこと教えてください。お願いします!」
「鳳蝶くん!」
「すみません。俺のせいです…」
それだけ言って頭を下げた。
「そんなことないわ。ありがとう」
「奏ちゃんのご両親ですか?先生からお話しがあります」
「あっはい」
看護師に呼ばれて診察室へと入っていく奏の親を見送って俺はベンチに座った。
心の中はなんであんなことを言ってしまったのか、なんであんなことをしてしまったのかという後悔ばかりだった。やがて診察室から奏の両親が出てくる。
「まだ目は覚めてないみたいなんだけど顔だけでも見ていかない?」
「はい」
俺はただ奏の両親について歩く。そして病室に入るとベッドに横たわる奏が見えた。それを見て俺は決心した。
「あの…1つお聞きしたいことがあるんです」
両親に病気のことを尋ねた。
「いくらなんでもこんなに倒れるなんておかしいと思うんです。なにかの病気でない限り…奏が言ってくれるまで待とうと思ったんですけどこんな状態になってさすがに待てません。本当のこと教えてください。お願いします!」