愛を知った日
「やっぱり今が一番幸せ!」
「うふふ。私も!」
そうしてしばらく抱き合っていた。この温もりを感じていられる時間を大切にしたい。
「あっそろそろ待ち合わせ時間だね。」
「あっそうだね。どれくらいスタンプ集まったんだろう。」
「どうかな。行ってみよ。」
2人で待ち合わせ場所に向かう。ちょうど2人も来たばかりのようでこっちに手を振っていた。
「2人とも〜おかえり〜」
「スタンプどのくらい集まった?」
「いっぱい集まったよ〜なんかミスコン会場の近くにもあるみたいだから押しに行こっか。」
「うん。」
「ねぇね、楽しかった?」
「うん。」
「碧は?」
「僕はね、こども縁日っていうのがあってヨーヨーとか射的とかお菓子釣りとか色々やったんだ。袋のわたあめも食べたんだよ。あっちょっと残ってるからねぇね達も食べる?」
「そうなんだ。良かったね。」
「私達はおばけ屋敷行ってコスプレしてミニシアターで映画見たんだよ。」
「僕もミニシアター行ってみたかったんだよね。どうだった?」
「良かったよ。ミスコン見たら奏パパも行ってみる?」
「そうしようかな。」
「僕も行く!」
「生徒が自作した映画だった。」
「そうなのか。楽しみだな。」
「よし。じゃあそろそろミスコンの会場に行こうか。」
「うん。」
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