愛を知った日
5.
会場に向かうとすでに大勢の人が集まっていた。
「碧、離れないようにね。」
「うん。人いっぱいだけど大丈夫。」
「さすがの人気だね。聞いた話によると伊月も出るらしい。」
「そうなの?」
「うん。」
「ここがいいんじゃないか?」
パパがいい席を見つけてくれてそこに座ることにした。
さすが席取りのプロと言われてただけはある。
私達姉弟の行事には必ず参加し毎回、早くから席を取っていただけあっていい席を見つけるのが上手い。
「お兄ちゃん達、まだかな?」
「もうすぐだよ。」
「この紙にお兄ちゃんか伊月くんの名前書けばいいんだよね。」
「そうだよ。1人だけね。」
「え〜決められないよ。」
「よりかっこいい方を書けばいいんじゃない?」
「そっか。ありがと。明美ちゃん。」
「明美ちゃんはどっちに書くの?」
「見てからかな。」
「そういう奏は?」
「私も見てから決める。」
そう会話をしていると会場が暗くなった。
「碧、離れないようにね。」
「うん。人いっぱいだけど大丈夫。」
「さすがの人気だね。聞いた話によると伊月も出るらしい。」
「そうなの?」
「うん。」
「ここがいいんじゃないか?」
パパがいい席を見つけてくれてそこに座ることにした。
さすが席取りのプロと言われてただけはある。
私達姉弟の行事には必ず参加し毎回、早くから席を取っていただけあっていい席を見つけるのが上手い。
「お兄ちゃん達、まだかな?」
「もうすぐだよ。」
「この紙にお兄ちゃんか伊月くんの名前書けばいいんだよね。」
「そうだよ。1人だけね。」
「え〜決められないよ。」
「よりかっこいい方を書けばいいんじゃない?」
「そっか。ありがと。明美ちゃん。」
「明美ちゃんはどっちに書くの?」
「見てからかな。」
「そういう奏は?」
「私も見てから決める。」
そう会話をしていると会場が暗くなった。