俺の痛みに金を払え
小学生〜
小学生になり幼稚園のさやちゃんとは
校区外になり離れ離れになり疎遠になった。

小学校は、全校生徒800人前後
学年4クラスと、けっこう大きな小学校だった。

小学生になった俺は
縄跳び、メンコ、野球に夢中だった。
不思議と1年〜3年の記憶はない。

4年生にもなると異性を意識しだし
恋愛的感情はないが
好きという、どこか照れ臭い経験した事のない
感情が芽生えだす時期。

俺はクラスの中心にいた。
どちらかと言えばマセ餓鬼タイプで
好きな女の子によく、ちょっかいをだしたりしていた。

勉強はどちらかといえば不得意で
嫌いと言うより、興味が全くなかった。
体育が大好きな運動少年だった。
当時、学校が縄跳びに力をいれていた。

二重跳び、ハヤブサ、ツバメ
後ろ二重跳び、駆け足二重跳びと
沢山練習をした。

この5種の跳び方が出来るだけで
クラスメイトには一目置かれる存在で
俺と、野上って奴が2トップだった。
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