私の恋の解禁です!~嫁を推さない利害一致の契約旦那と幸せな離婚の進め方~
「周りを楽しませてるんだから良いじゃない。その代わりお店は順調だし」
私の大好きなシャインマスカットのゼリーをメインとしたスイーツの専門店は川崎さんがメニュー開発から内装全部を仕切って大成功!
軒並み順調で毎日お客様の列でごった返してる。
そのおかげでスタッフが足りず困ってるらしい。
「私が働こうかなー」そんなセリフを吐いた次の日には別の店舗から従業員が現地に送られバイトの追加募集も急ピッチで進められてる。
「初果が望むなら何でもするけど俺のそばから離れるのはダメ」
これを束縛と取るか溺愛と取るかは私次第。
イヤな物はイヤと言えてるから束縛とは少し違うと思ってる。
「高梨が璃織に言葉を教えるって言ってたけど」
高梨さんは川崎さんと違い旦那と私の正式な結婚にショックを受けて一週間ほど海外へ。
その後リフレッシュをして天水の会長秘書としてまた戻ってきた。
謝る私に「もっと一流の男を探す」と宣言して今は毎日のように璃緒に会いに来てる。
「えーっと…もうグローバルに育てるってこと?」
璃緒はやっぱり天水の後継ぎとして教育されるのかな…?
まだ産まれたばかりなのに。
「断ったよ。好きな人生を歩かせたいだろ?他にも優秀な人材がいるのに埋もれさせるのは勿体ない」
「璃織が継ぐ必要は無い?」
「継いでくれたら嬉しい気持ちはあるけど強要はイヤだね。それで子供に嫌われる方がつらい」
彼の一番の望みは子供にとってのヒーローで誰よりも一番好かれる存在でいたいってこと。
まぁ…あの義母が口を出さないわけがないと私は睨んでる。
「でも一番好かれてたいのは初果かな」
一度逃げ出されたのが彼には相当トラウマみたいで言葉も愛情表現も今までとは比べ物にならない。
「私にとっても一番は七織さんだよ」
ずっと恋していたいし恋してて欲しい。
「家族たくさん出来たら良いね。あっ、最低でも2年はあけてから、ね?七織さん、寝た振り?!」
胸元をトンッと叩くけどスーッと寝息を立て始めた。
「寝顔、璃緒じゃん」
あんまり頬っぺに肉はないけど目元も口元もパパはこの人!
残念ながら鼻筋は私かな。
これから超えなきゃいけないことは山ほどあるけどやんごとなき一族の一員として“家族が第一”の旦那と利害が一致した関係はまだまだこれからも続きます!
私の大好きなシャインマスカットのゼリーをメインとしたスイーツの専門店は川崎さんがメニュー開発から内装全部を仕切って大成功!
軒並み順調で毎日お客様の列でごった返してる。
そのおかげでスタッフが足りず困ってるらしい。
「私が働こうかなー」そんなセリフを吐いた次の日には別の店舗から従業員が現地に送られバイトの追加募集も急ピッチで進められてる。
「初果が望むなら何でもするけど俺のそばから離れるのはダメ」
これを束縛と取るか溺愛と取るかは私次第。
イヤな物はイヤと言えてるから束縛とは少し違うと思ってる。
「高梨が璃織に言葉を教えるって言ってたけど」
高梨さんは川崎さんと違い旦那と私の正式な結婚にショックを受けて一週間ほど海外へ。
その後リフレッシュをして天水の会長秘書としてまた戻ってきた。
謝る私に「もっと一流の男を探す」と宣言して今は毎日のように璃緒に会いに来てる。
「えーっと…もうグローバルに育てるってこと?」
璃緒はやっぱり天水の後継ぎとして教育されるのかな…?
まだ産まれたばかりなのに。
「断ったよ。好きな人生を歩かせたいだろ?他にも優秀な人材がいるのに埋もれさせるのは勿体ない」
「璃織が継ぐ必要は無い?」
「継いでくれたら嬉しい気持ちはあるけど強要はイヤだね。それで子供に嫌われる方がつらい」
彼の一番の望みは子供にとってのヒーローで誰よりも一番好かれる存在でいたいってこと。
まぁ…あの義母が口を出さないわけがないと私は睨んでる。
「でも一番好かれてたいのは初果かな」
一度逃げ出されたのが彼には相当トラウマみたいで言葉も愛情表現も今までとは比べ物にならない。
「私にとっても一番は七織さんだよ」
ずっと恋していたいし恋してて欲しい。
「家族たくさん出来たら良いね。あっ、最低でも2年はあけてから、ね?七織さん、寝た振り?!」
胸元をトンッと叩くけどスーッと寝息を立て始めた。
「寝顔、璃緒じゃん」
あんまり頬っぺに肉はないけど目元も口元もパパはこの人!
残念ながら鼻筋は私かな。
これから超えなきゃいけないことは山ほどあるけどやんごとなき一族の一員として“家族が第一”の旦那と利害が一致した関係はまだまだこれからも続きます!