ほしうらない
何が? と言いたげな表情。
「オムライスも食べられず」
「俺が食べたかったのはハヤシライス」
「病人の看護みたいなことになって」
「俺が勝手に連れてきただけだし、そんなに気になさんな」
「それはそうなんですけど」
「否定しないんか」
呆れたように笑う。すぐにアイスティーとアイスコーヒーは届き、コースターの上に置かれた。
グラスを伝う水滴を見ていると、有明さんが口を開く。
「荒治療過ぎたな」
視線をそちらに向けた。
有明さんはまた窓の外を見ていた。