ほしうらない
支社に来たばかりで、環境が整っていない中での企画チームでミスをして結構心にきていた。
仕事のミスは仕事で挽回するしかない。
そう分かっていても、頭のどこかで電車が過ぎっていた。あの時、死んでいれば、と思った。
そうしたら、誰にも迷惑をかけずにいられたのに。
「……死にたい」
「死ぬな」
早朝のオフィスで、遅れを取り戻す為にPCに向かっていた私がぼやいた言葉に、返事があった。
驚いてそちらを見ると、有明さんが呆れた顔で立っていた。
「すみません」
「謝るくらいなら簡単に言わないでください」