ほしうらない

簡単な紹介に、予想外すぎる登場人物。私はとりあえず立ち上がった。

「こんにちは、籾野です。有明さんとは同じ職場で、お世話になってます」
「あー……妹です。え? 同僚の人?」

妹さんはじろりと有明さんを見る。

「籾野さん、この人教員だから。怒らせると怖いよ」

有明さんが私の方に腕を乗せる。

「怒らせてるのはお兄ちゃんでしょ! 不審者かと思えば、親族って……はあ」

確かに、結構良い歳をした二人でブランコに乗っているって危険な絵面だったのかもしれない。

心当たりがあり過ぎて、胸の辺りを掴む。

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