ほしうらない

「こっちにいる内は本当に辛くて、毎日電車に飛びこむ想像してました」

腕で目元を覆った。暗闇で、誰に見えるわけでもないのに。

「酷いね辛いねって共感してくれるひとは沢山いるけど、私のしんどさは、私にしか分からないのにってずっと思ってて」

死にたかった。
生きるのが辛くて。

「でも、有明さんが『負けんな』って言ってくれて、私、変われるような気がしたんです」

ぐっと腕を掴まれた。

暗闇の中だけれど、その瞳と目が合った。

吸い込まれるように、その胸に入っていく。

固い鎖骨が額に当たって少し痛くて、温かい。

「変わりたいって、思ったんです……」

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