モカとゆめ色トレイン
おねえさんの言葉にショックをうけるシュガーを見て、モカはいてもたってもいられなくなりました。
「シュガーはとってもがんばっていたのに!」
「ふごうかく、と言おうと思ったけれど、お客さんを楽しませて、みんなをよろこばせる、いいしゃしょうぶりでしたよ」
「え!」
「ということは」
おねえさんの言葉に、モカとシュガーは顔を見合わせます。
「テストはごうかく。シュガーは今日から一人前のしゃしょうよ!」
「やったぁ☆」
モカとシュガーはまた、ハイタッチをしました。
おねえさんはシュガーにブルーのぼうしをさし出しました。
「これは一人前のしゃしょうのぼうしよ」
「わあ! かっこいい! にあってるわ!」
シュガーは今までかぶっていた茶色いぼうしをギュッとにぎりしめました。
「モカちゃん!」
そしてモカにさし出します。
「これ、しゃしょうみならいのぼうし。これがあればいつでもゆめ色トレインにのることができるよ!」
「え?」
「ぼくがごうかくできたのは、モカちゃんのおかげだから。またいっしょに汽車にのってほしいな」
モカも目をうるませます。
「ありがとう! シュガー」
モカはシュガーにギュッとだきつきました。
「では、だいかつやくのモカはわたしがあらためてパーティーにしょうたいするわ!」
おねえさんがフードを下ろしました。
「え?」
「あなたは! ショコラさま!」
「ショコラさまって、プリンセス!?」
「あらシュガー、ぜんぜんきづいてなかったのね!」
なんと、しんさ員は魔法の国のショコラ姫でした。
モカもシュガーもびっくりして、また顔を見合わせました。
ショコラ姫の体が光って、美しいドレスすがたになりました。
「モカ、シュガーをたすけてくれてありがとう。あなたの友だちのためにがんばる勇気ややさしさ、すばらしかったわ」
「ありがとうございます」
「パーティーがはじまるわ! 急ぎましょう! えい!」
そう言ってショコラ姫が指をふると、モカとシュガーのからだが光につつまれます。

★モカのドレスとシュガーのタキシードをすてきにかざってあげてね!
(シールあそび)

「わあ! お姫さまになったみたい!」
「シュガーもモカも、おつかれさま。パーティーを楽しんでね!」
モカとシュガーはまた、えがおでハイタッチをしました。

fin.
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