婚約破棄されたので辺境で新生活を満喫します。なぜか、元婚約者(王太子殿下)が追いかけてきたのですが?
先ほどまで作業していた除雪魔導具のところへ、エステルは足を向けた。
「今、これの作業中だったのですが……ここで雪をかいて、それがここを通って、こちらから雪が投げ出されます」
簡単な説明だが、それでセリオも理解したようだ。
「この駆動部が錆びてしまうと、次のシーズンの使い始めに動かないなどの原因になりますので、こうやって油を塗って、錆びないようにしています」
セリオもエステルの隣にしゃがみ込んで、その作業をじっくりと見つめている。
「……丁寧に作業をするんだな」
「せっかく作った魔導具ですから、長く大事に使っていきたいですよね」
エステルが手を動かしながら答えると、セリオは少し驚いたようだった。それから「そうだな」と呟く。
「俺にもできるだろうか?」
「え?」
「俺も君の作業を手伝いたい。そう言ったはずだが……」
「今、これの作業中だったのですが……ここで雪をかいて、それがここを通って、こちらから雪が投げ出されます」
簡単な説明だが、それでセリオも理解したようだ。
「この駆動部が錆びてしまうと、次のシーズンの使い始めに動かないなどの原因になりますので、こうやって油を塗って、錆びないようにしています」
セリオもエステルの隣にしゃがみ込んで、その作業をじっくりと見つめている。
「……丁寧に作業をするんだな」
「せっかく作った魔導具ですから、長く大事に使っていきたいですよね」
エステルが手を動かしながら答えると、セリオは少し驚いたようだった。それから「そうだな」と呟く。
「俺にもできるだろうか?」
「え?」
「俺も君の作業を手伝いたい。そう言ったはずだが……」