婚約破棄されたので辺境で新生活を満喫します。なぜか、元婚約者(王太子殿下)が追いかけてきたのですが?
どうやらこの『でんわ』にはまだまだ改良の余地があるらしい。
「今は、私がセリオさんとアビーさんと通話したいときは、アビーさんと通話用の『でんわ』、セリオさんと通話用の『でんわ』と、話したい相手の人数と同じ台数が必要なんですけど。それを一台で切り替えるようにしたいんですよね。今はその切り替えがうまくいかなくて……」
そうやって悩むエステルも可愛い。
「エステル。例えばさ~」
悩むエステルにアビーが助言を与える。すると、曇っていたエステルの表情がぱっと明るくなる。
「アビーさん。それです。それならできそうです」
何かひらめいたエステルは、すぐに机に向かって設計書を書き始める。
そんな生き生きとしている彼女から目が離せないと共に、やはり彼女のこの能力は危険だと、セドリックの心は警笛を鳴らしていた。
それに、ジュリアンから定期的に届く手紙も、不穏な空気をにおわせていた。
「今は、私がセリオさんとアビーさんと通話したいときは、アビーさんと通話用の『でんわ』、セリオさんと通話用の『でんわ』と、話したい相手の人数と同じ台数が必要なんですけど。それを一台で切り替えるようにしたいんですよね。今はその切り替えがうまくいかなくて……」
そうやって悩むエステルも可愛い。
「エステル。例えばさ~」
悩むエステルにアビーが助言を与える。すると、曇っていたエステルの表情がぱっと明るくなる。
「アビーさん。それです。それならできそうです」
何かひらめいたエステルは、すぐに机に向かって設計書を書き始める。
そんな生き生きとしている彼女から目が離せないと共に、やはり彼女のこの能力は危険だと、セドリックの心は警笛を鳴らしていた。
それに、ジュリアンから定期的に届く手紙も、不穏な空気をにおわせていた。