婚約破棄されたので辺境で新生活を満喫します。なぜか、元婚約者(王太子殿下)が追いかけてきたのですが?
一か月に一通、家族には手紙を書いていた。それは当たり障りのない内容。ギデオンによくしてもらっているとか、アビーとは気が合い、食事を忘れるくらいに魔導具開発に没頭してしまうとか。
すると両親からは「きちんと寝なさい」「ご飯は食べなさい」と、そんな手紙が届くのだ。兄はこっそりと、学園の様子を書いてくれる。それはエステルが頼んだからでもある。
セドリックがどうしているか。
兄もあらゆる伝手を使って、学園の様子を仕入れてくれるようで、セドリックは相変わらず勉学に励み、生徒会の仕事もそつなくこなしているらしい。それ以上のことは書いておらず、セドリックが元気にしていることがわかれば、エステルもほっと胸をなでおろす。
こうやって気にかけてしまうのも、彼と長く一緒に居すぎたせいだ。彼と離れて一年近くが過ぎるというのに、今でもあのときのことを思い出してはせつなくなる。
アビーを見習って魔導具が恋人だなんて口にしてはみたものの、心の奥ではまだセドリックを思っているのだ。
すると両親からは「きちんと寝なさい」「ご飯は食べなさい」と、そんな手紙が届くのだ。兄はこっそりと、学園の様子を書いてくれる。それはエステルが頼んだからでもある。
セドリックがどうしているか。
兄もあらゆる伝手を使って、学園の様子を仕入れてくれるようで、セドリックは相変わらず勉学に励み、生徒会の仕事もそつなくこなしているらしい。それ以上のことは書いておらず、セドリックが元気にしていることがわかれば、エステルもほっと胸をなでおろす。
こうやって気にかけてしまうのも、彼と長く一緒に居すぎたせいだ。彼と離れて一年近くが過ぎるというのに、今でもあのときのことを思い出してはせつなくなる。
アビーを見習って魔導具が恋人だなんて口にしてはみたものの、心の奥ではまだセドリックを思っているのだ。