冷酷女王に恋をして

冷酷女王と姫

 ついにお昼の時間になった。

ちらっと先輩を見ると、目が合った。

「あ……。じゃ、行く?」

「は、はい!」

ついに私は黒川先輩とご飯を食べるのだ。

緊張する。

緊張のあまり、お互い話を振れず、黙ったままお店まで歩く。

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