初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「お前がなぜここにいるぅ~」

自分なりに思い切り気持ち悪い声を出すと、ユーリーンの下であえいでいた女が「きゃーーーー!」と声をあげた。
が魔力防御壁をデュランダルが張っているので外には聞こえない。

天井のちょうどお札のほうを指さしている。

「ゆ、ゆ…」

開いた口がふさがらないようだ。

「どうした?」

ユーリーンが顔をあげて天井を見て固まった。

「ぎ、ぎゃーっ! お、お前は!」

「わたしをぅ…国王を殺したお前がどうしてここにいるぅ」

婚礼のときの衣装のまま天井でゆらゆらとシェリアは揺れていた。
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