初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「では、先にシェリアを返してもらおう。それなら契約する。魔王でも何でも倒せばいいのだろう?」

『わかった。信用している』

シェリアの体が浮き、デュランダルの足元にすっと寝かされた。

体のぬくもりを確認し、デュランダルはホワイトサーベルへと目を向けた。

「契約はどうすればいい?」

『お前の魔剣を出せ』

常に腰に帯刀している魔剣。子どものころから同じものを使っていた。毎日手入れを欠かせたことはない。
すっと鞘から太刀を抜く。

綺麗に磨き上げられた刀身がキラリと碧く光った。
デュランダルの魔力を帯びている証拠だ。

え? ここでは魔力は使えないのでは?
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