初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません


「デュランダル陛下。小麦が足りない件ですが……」

次の日の夕方、執務室を尋ねたらデュランダルが一人で残業していた。

「なんだ? 何かいい方法が見つかったのか?」

「はい。今お忙しければ改めますが……」

「いや、いい。もう終わりだ。少し待っていてくれ」

五分ほど後処理をしているのを待ってから話しはじめた。

「マルコー国から輸入しませんか?」

「マルコーだと?」
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