初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「やはりキルギアワインはのどごしがとてもよくておいしいです」

どうやら自分はこのワインが好きらしい。
お酒はいける口だったが、ほとんどオルベリアでは飲んだためしはなかったから知らなかった。
ワインがこんなにおいしいものだとは。

「とても幸せそうに飲むのだな。はは。好きなんだな。キルギアワインが」

デュランダルが笑っている。
最初出会ったときは表情のない人だと思った。
感情を表に出さない人なのだと。

おそらく王だからだろう。
帝王教育は感情を表にださないようにしつけるのだ。

だけど、今はとてもよく表情を出す。
こんなに表情豊かな人だったなんて…。
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