初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
これまでも思っていたが、淡々と話す人だ。
あまり感情を顔に出さないというか、もしかしたら感情自体があまりないような…
今までは暗闇だったので表情はわからなかったが、あらためて表情を見ても、会話をしても無表情に近い。
「そうですね…まず聞きたいのですが、ここはどこですか?」
部屋の中ではあるが肌に感じる気温から察するに、さきほどの場所、ナダル王国の王都より大分北に来ている気がする。
ナダル王国は南北に巨大だ。北の方はキルギア王国と隣接していたはず。
その近くまで来ているのだろうか?
「ナダルとキルギアの国境の関所付近だ。追手がいたら困るので今いるのは平民が泊まるような安いホテルだが、まぁ完膚なきまでに焼き尽くしたのでばれることはないだろう。だがここにずっといるわけにはいかない。今日の夜には関所に入ってキルギアに入国するつもりだ。行くところがないなら一緒に連れていくが…」
そうか…もう一日経っているのか。
あまりのことにさすがに疲れたようだ。
長いこと眠っていたらしい。
「一日経っているのであれば昨日の事件は…どうなって…? このホテルは新聞などあるのでしょうか?」
「ああ、それなら…」
パチンと指を鳴らすと、部屋の扉が開き、黒ずくめの男が入ってきた。
新聞をデュランダルに手渡し、また部屋を出ていく。
「安心しろ。俺の部下だ。新聞だ。見るか?ちゃんと死んだことになっている」
受け取って確認すると新聞の一面には国王殺害のニュースがでかでかと報じられている。
あまり感情を顔に出さないというか、もしかしたら感情自体があまりないような…
今までは暗闇だったので表情はわからなかったが、あらためて表情を見ても、会話をしても無表情に近い。
「そうですね…まず聞きたいのですが、ここはどこですか?」
部屋の中ではあるが肌に感じる気温から察するに、さきほどの場所、ナダル王国の王都より大分北に来ている気がする。
ナダル王国は南北に巨大だ。北の方はキルギア王国と隣接していたはず。
その近くまで来ているのだろうか?
「ナダルとキルギアの国境の関所付近だ。追手がいたら困るので今いるのは平民が泊まるような安いホテルだが、まぁ完膚なきまでに焼き尽くしたのでばれることはないだろう。だがここにずっといるわけにはいかない。今日の夜には関所に入ってキルギアに入国するつもりだ。行くところがないなら一緒に連れていくが…」
そうか…もう一日経っているのか。
あまりのことにさすがに疲れたようだ。
長いこと眠っていたらしい。
「一日経っているのであれば昨日の事件は…どうなって…? このホテルは新聞などあるのでしょうか?」
「ああ、それなら…」
パチンと指を鳴らすと、部屋の扉が開き、黒ずくめの男が入ってきた。
新聞をデュランダルに手渡し、また部屋を出ていく。
「安心しろ。俺の部下だ。新聞だ。見るか?ちゃんと死んだことになっている」
受け取って確認すると新聞の一面には国王殺害のニュースがでかでかと報じられている。