初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「あなたは兄が殺された時、次にわが身が危ないと感じた。ダンテ子爵が一緒に来ませんかとのばした手を躊躇なくとったのはあなただ」
「な、なによ。そんな証拠」
「ダンテ子爵はすでに白状している。あなたが兄を裏切ったことは明白だ」
そうだったのかとシェリアは思った。
だから情状酌量の余地はないと……
「今、決めた。あなたにロレッタを会わせるかどうかはロレッタに決めさせる。ディアン。君がロレッタに話してくれないか?」
「わたしが?」
「ああ。ロレッタが一番信用しているのはお前だ。罪人となった母親に会いたいかどうかをロレッタに話してほしい」
「わかりました」
「何よっ! なぜその女に決めさせるのっ? わたしは彼女の母よ。会いたくてもずっと会いにこれなかったのに、死ぬ前に会えないなんてひどすぎるわよ」
喚き散らすデボラを尻目にデュランダルはシェリアの背中を押し、地下牢を後にした。
「な、なによ。そんな証拠」
「ダンテ子爵はすでに白状している。あなたが兄を裏切ったことは明白だ」
そうだったのかとシェリアは思った。
だから情状酌量の余地はないと……
「今、決めた。あなたにロレッタを会わせるかどうかはロレッタに決めさせる。ディアン。君がロレッタに話してくれないか?」
「わたしが?」
「ああ。ロレッタが一番信用しているのはお前だ。罪人となった母親に会いたいかどうかをロレッタに話してほしい」
「わかりました」
「何よっ! なぜその女に決めさせるのっ? わたしは彼女の母よ。会いたくてもずっと会いにこれなかったのに、死ぬ前に会えないなんてひどすぎるわよ」
喚き散らすデボラを尻目にデュランダルはシェリアの背中を押し、地下牢を後にした。