初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません


「ディアン。ちょっといいか?」

「はい」

何日か前からデュランダルがそわそわしているように思えてならない。
今日も夕方そわそわしながらシェリアの部屋の前でデュランダルが待っていた。

「なんでしょう?」

待っていても何も話さないので、部屋に入れることにした。

「どうぞ。お入りください」

「あ、ああ」

部屋のリビングのソファに座ってもらってお茶を淹れる。
とぽとぽとお湯を注ぎ、デュランダルの前に置くと、そわそわしたまま一口飲んだ。

「もうすぐ……その……」

と、そこへ大急ぎでメリッサが部屋に入ってきた。
< 210 / 283 >

この作品をシェア

pagetop