初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「幸せに……なってもいいのかな?」
「ああ。当たり前だろう? 今までどれだけ苦労してきたんだ? 君は、俺と幸せになるんだ」
「デュランダル陛下……」
「その陛下というのをいい加減にやめろ。君も同等の身分だ」
「あ、確かに……そうですね」
「デュランダルでいい」
「はい。ではデュランダル」
「敬語もいらない」
「わかりました。あ……」
クスクスクスと二人で笑いあう。
「それはそのうち」
「ああ」
平和な昼下がりは続いていく。
「じゃぁ。幸せになるために今日はもうこのままベッドに直行しようか?」
「え? まだ昼間じゃありませんか?」
「新婚というのは昼も夜も関係ないそうだ。ラインハルトに聞いたぞ」
「まぁ。昼間の任務を怠るなど国王として失格ですわ」
「そんなことはない。さっきまでちゃんと仕事はしていたんだからな」
デュランダルはシェリアの首をすっと自分のほうへと持ってくると、そのやわらかい唇に自らの唇を重ねた。
「愛してるよ。シェリア」
「わたしもです」
そうだ。幸せになろう。
お母様が私に託した幸せ。
それをわたしは今からつかみ取る。
この人とともに。
愛するキルギアを、オルベリアを、守っていく。
デュランダルはひょいと立ち上がると真っ赤になっているシェリアをひょいと抱き上げ、部屋の奥の寝室へと消えていった。
新婚夫婦は仲がよければ多少仕事をさぼっても誰も文句は言わないのだ。
ラインハルトは残業に身をしずめつつ、くすっと肩をすくめた。
ようやく愛する人が見つかりましたね。
陛下。
~FIN~
「ああ。当たり前だろう? 今までどれだけ苦労してきたんだ? 君は、俺と幸せになるんだ」
「デュランダル陛下……」
「その陛下というのをいい加減にやめろ。君も同等の身分だ」
「あ、確かに……そうですね」
「デュランダルでいい」
「はい。ではデュランダル」
「敬語もいらない」
「わかりました。あ……」
クスクスクスと二人で笑いあう。
「それはそのうち」
「ああ」
平和な昼下がりは続いていく。
「じゃぁ。幸せになるために今日はもうこのままベッドに直行しようか?」
「え? まだ昼間じゃありませんか?」
「新婚というのは昼も夜も関係ないそうだ。ラインハルトに聞いたぞ」
「まぁ。昼間の任務を怠るなど国王として失格ですわ」
「そんなことはない。さっきまでちゃんと仕事はしていたんだからな」
デュランダルはシェリアの首をすっと自分のほうへと持ってくると、そのやわらかい唇に自らの唇を重ねた。
「愛してるよ。シェリア」
「わたしもです」
そうだ。幸せになろう。
お母様が私に託した幸せ。
それをわたしは今からつかみ取る。
この人とともに。
愛するキルギアを、オルベリアを、守っていく。
デュランダルはひょいと立ち上がると真っ赤になっているシェリアをひょいと抱き上げ、部屋の奥の寝室へと消えていった。
新婚夫婦は仲がよければ多少仕事をさぼっても誰も文句は言わないのだ。
ラインハルトは残業に身をしずめつつ、くすっと肩をすくめた。
ようやく愛する人が見つかりましたね。
陛下。
~FIN~


