初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「わたしは美しくなんてないわよ」

「まぁ何をおっしゃいますやら。デュランダル陛下が女性をお連れしたのは初めてですのよ。わたしたち使用人はとても皆喜んでおります。まさかこんな美しい方がいらっしゃるなんて…」

わたしが美しい?
まさか…

話半分に聞いておこう。

それでも気持ちよかったからとてもリラックスできたわ。

「ディアン様。そろそろ支度をさせていただいてもよろしいですか?」

「何かあるの?」

「はい。夕食がご用意できております」

そう聞いて、突然おなかが減っていることに気づいた。

ナダルに向かってからもう十日ほど経っているが、ようやく落ち着けた気がする。

久しぶりにいっぱい食べたい気分だ。

「ぜひ、いただくわ」
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