初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
マルコー国は帝国の属国だが、帝国のやり方に我慢できないようで、もうすぐキルギアへ取り込むことになりそうだ。そのマルコー国の南に位置するのがオルベリア王国だ。この国はリストリア帝国とは一線をひいており、昔は繁栄していた。
だが、ここ最近は王や王妃の浪費が激しく民への税金の搾取がひどく、諸外国との条約も平気で破るなどひどい有様で国自体の運営が危ぶまれるほどになっていた。
数年前に王と王妃が亡くなってからそのあとを継いだ今の王が国を立て直したと言われている。
だが、デュランダルの予想ではその国の再建に一役買ったのはどうみてもシェリアだ。
兄の現王も阿呆ではないようだが、ナダルと組むというあたりかなり狡猾なのか、もしくはだまされやすいかどちらかだ。
「ナダルの王は死んでしまったようですが、弟のユーリーン王もかなりの策士のようですね」
「ああ。実質クーデターのようなものだ。弟のほうも兄の件にかんでいるには違いないから必ずやつを倒すつもりでいる」
「はい」
「だが、今はまだ時期ではない」
「そうですな」
「オルベリアとナダルの同盟の内容を調べてくれ」
「はい。わかりました」
と、そこへラインハルトが出勤してきた。
だが、ここ最近は王や王妃の浪費が激しく民への税金の搾取がひどく、諸外国との条約も平気で破るなどひどい有様で国自体の運営が危ぶまれるほどになっていた。
数年前に王と王妃が亡くなってからそのあとを継いだ今の王が国を立て直したと言われている。
だが、デュランダルの予想ではその国の再建に一役買ったのはどうみてもシェリアだ。
兄の現王も阿呆ではないようだが、ナダルと組むというあたりかなり狡猾なのか、もしくはだまされやすいかどちらかだ。
「ナダルの王は死んでしまったようですが、弟のユーリーン王もかなりの策士のようですね」
「ああ。実質クーデターのようなものだ。弟のほうも兄の件にかんでいるには違いないから必ずやつを倒すつもりでいる」
「はい」
「だが、今はまだ時期ではない」
「そうですな」
「オルベリアとナダルの同盟の内容を調べてくれ」
「はい。わかりました」
と、そこへラインハルトが出勤してきた。