初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「でも、ということはロレッタ殿下はご両親を亡くされているということですか?」

あんなに小さいときに両親を亡くしているなんて。つらかったろう。

「ああ。そうだな。本人は城にいたから何も知らないが…本人には父は死んだとだけ伝えてある」

「そうですか…」

ますますちゃんと面倒を見てあげないと…

「よし、次の食べ物だ。甘いものを食べたくないか?」

「あ、賛成です。あまくてあったかいもの」

「よし、探すぞ」

それから二人で屋台をそぞろ歩いて、満腹になって馬車のところまで戻ってきた。

そのまま、満腹のおなかをかかえて、馬車に揺られていると眠たくなってくるものだ。
馬車の揺れのせいもあってウトウトと船をこぎ始める。
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