初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
はっと気づいたときには馬車の天井が見えていて、驚いてシェリアは飛び起きた。

「も、申し訳ありません」

「ああ。起きたのか。別によかったぞ。疲れているんだろう?」

「そ、そんなわけには…陛下の膝の上など…」

「別にかまわん。それより着いたようだ」

あたりはもう暗くなっていたが、馬車からデュランダルに従って降りると、満面の星空が広がっていた。

「うわーーー」

思わず声が出る。

「どこですか? なんですかこれ? 魔法の世界みたい」

「残念だが魔法でもここまで綺麗にはつくれないな」
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