星を救いたいわたしと、かりそめのあなたたち
「あの、この間は助けてくれてありがとう。わたし、眞中日和です」
前に立つと、周防くんは驚いた顔をした。
視線が静かに絡まり合う。
時の流れが止まったような瞬間。
近くにいた周防くんの友達も、わたしのことを不思議そうに見ている。
わたしはすーはーすーはーと、ゆっくりと深呼吸を繰り返す。
そして――。
「あのね、周防くん。その、どうしても聞きたいことがあって」
「聞きたいこと?」
表情を変えることなく、周防くんは静かに尋ねた。
「……あの時のことなの」
「あの時?」
周防くんの前で、わたしは強くうなずく。
「周防くんは、星おこしや宇宙人さんたちのことを詳しく知って――」
言いかけたわたしの口を、周防くんは慌ててふさぐ。
なになに?
困惑していると、周防くんは急に声を落とし、内緒話をするようにひそひそと告げる。
「……ごめん。そのことは放課後、宇宙空港のラウンジで話すから」
そう言い残すと、周防くんは友達と一緒に、その場から去っていった。
もしかして、星おこしや宇宙人さんたちのこと、他の人たちにあまり知られたくないのかな?
「おーい、席につけー!」
しばらく呆然としていたら、チャイムが鳴る。
そして、担任の先生が教室へ入ってきた。
それに合わせて、わたしは他のみんなと一緒に慌てて自分の席につく。
朝のホームルームの後、一時間目の授業が始まったんだけど。
わたしの心はどこか上の空だった。
(周防くんは放課後、宇宙空港のラウンジで話すって言っていた。放課後になれば、星おこしや宇宙人さんたちのことについて分かるかもしれない)
そう考えたら、ウキウキしてきた。
(早く、放課後にならないかな)
まだ、一時間目の授業が始まったばかりだ。
それなのに、わたしは既に放課後が待ち遠しくて仕方なかった。
前に立つと、周防くんは驚いた顔をした。
視線が静かに絡まり合う。
時の流れが止まったような瞬間。
近くにいた周防くんの友達も、わたしのことを不思議そうに見ている。
わたしはすーはーすーはーと、ゆっくりと深呼吸を繰り返す。
そして――。
「あのね、周防くん。その、どうしても聞きたいことがあって」
「聞きたいこと?」
表情を変えることなく、周防くんは静かに尋ねた。
「……あの時のことなの」
「あの時?」
周防くんの前で、わたしは強くうなずく。
「周防くんは、星おこしや宇宙人さんたちのことを詳しく知って――」
言いかけたわたしの口を、周防くんは慌ててふさぐ。
なになに?
困惑していると、周防くんは急に声を落とし、内緒話をするようにひそひそと告げる。
「……ごめん。そのことは放課後、宇宙空港のラウンジで話すから」
そう言い残すと、周防くんは友達と一緒に、その場から去っていった。
もしかして、星おこしや宇宙人さんたちのこと、他の人たちにあまり知られたくないのかな?
「おーい、席につけー!」
しばらく呆然としていたら、チャイムが鳴る。
そして、担任の先生が教室へ入ってきた。
それに合わせて、わたしは他のみんなと一緒に慌てて自分の席につく。
朝のホームルームの後、一時間目の授業が始まったんだけど。
わたしの心はどこか上の空だった。
(周防くんは放課後、宇宙空港のラウンジで話すって言っていた。放課後になれば、星おこしや宇宙人さんたちのことについて分かるかもしれない)
そう考えたら、ウキウキしてきた。
(早く、放課後にならないかな)
まだ、一時間目の授業が始まったばかりだ。
それなのに、わたしは既に放課後が待ち遠しくて仕方なかった。