星を救いたいわたしと、かりそめのあなたたち
うーん。
何か、よく分かっていないような……。
大丈夫かな。
そのはしゃぐ様子に、いささか不安がよぎる。

「このページなんだけど……」

わたしが攻略本を見せると、千彰くんは熱心にじっとながめる。
ドキドキ。
手を握りしめて、千彰くんを食い入るように見つめていると。

「しふとちぇんじ!」

その弾んだ声とともに、攻略本がまぶしい光に包まれる。
緊張した面持ちで見守っていると、千彰くんはくるりと振り返った。

「もとにもどったー!」
「ええっ! もとに!?」

わたしはおそるおそる、攻略本を見つめる。
いつの間にか、やぶれていたページは元に戻っていた。

「すごい!」
「ちゅっごーい!」

わたしが思わず、感激すると、千彰くんも真似して声を上げた。

『総合案内所の近くでうろうろしていると、レゴリス星人に会えるよ』

攻略本の謎かけが、今になって胸にしみ込んでいく。
総合案内所の近くで会えるレゴリス星人って、千彰くんのことだったんだ。
これでついに、植物育成ライトの光の調整方法が分かるよ!

「なになに……。『葉焼け』を防ぐためにも、光の強さを変える『調光(ちょうこう)機能(きのう)』がある植物育成ライトを選んだ方がいい。……そうなんだ。明日、周防くんに伝えないと!」

新たな情報に、わくわくが止まらない。
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