メシマズな彼女はイケメンシェフに溺愛される
唇を離した彼は陽音から手を離さず、甘やかに見下ろしていた。
「あなたが好きです。いつまでも太陽のように輝いていてほしい」
陽音は言葉を無くして彼を見た。
「あなたが料理をしなくていいように、俺が一生、ふるまいます」
陽音は呆然と彼を見る。
彼ははっとして手を離し、目を泳がせた。
「……すみません、おこがましいですね」
陽音はすぐさま首をふる。
「嬉しいです。すごく」
乃蒼は穏やかに笑んだ。
重なる唇に、もう言葉など必要なかった。
乃蒼からの正式なプロポーズは、翌週、水曜日に呼ばれて彼の料理を食べたときだった。
コース料理のデザートに、銀色の半円の蓋が載った皿が出された。
驚いて彼を見ると、いたずらを計画した子どものように瞳が輝いている。
彼の大きな手が蓋を取り上げると、中にあったのはハートの小さなケーキ。ピンクのクリームの薔薇が飾られ、飴細工のダイヤのリングが煌めいている。白い皿にはチョコレートで『Will you marry me?』と書かれていた。
驚いて両手で口を押さえ、彼を見る。
「イエス? ノー?」
笑みに目を細める彼は、ノーなんて想定していないようにしか見えない。
「イエス!」
叫んで彼に抱き付くと、彼はくすくす笑って抱きしめ返してくれた。
その後は一緒にケーキを食べて彼の家に行き、スープよりも熱い夜を過ごした。
「あなたが好きです。いつまでも太陽のように輝いていてほしい」
陽音は言葉を無くして彼を見た。
「あなたが料理をしなくていいように、俺が一生、ふるまいます」
陽音は呆然と彼を見る。
彼ははっとして手を離し、目を泳がせた。
「……すみません、おこがましいですね」
陽音はすぐさま首をふる。
「嬉しいです。すごく」
乃蒼は穏やかに笑んだ。
重なる唇に、もう言葉など必要なかった。
乃蒼からの正式なプロポーズは、翌週、水曜日に呼ばれて彼の料理を食べたときだった。
コース料理のデザートに、銀色の半円の蓋が載った皿が出された。
驚いて彼を見ると、いたずらを計画した子どものように瞳が輝いている。
彼の大きな手が蓋を取り上げると、中にあったのはハートの小さなケーキ。ピンクのクリームの薔薇が飾られ、飴細工のダイヤのリングが煌めいている。白い皿にはチョコレートで『Will you marry me?』と書かれていた。
驚いて両手で口を押さえ、彼を見る。
「イエス? ノー?」
笑みに目を細める彼は、ノーなんて想定していないようにしか見えない。
「イエス!」
叫んで彼に抱き付くと、彼はくすくす笑って抱きしめ返してくれた。
その後は一緒にケーキを食べて彼の家に行き、スープよりも熱い夜を過ごした。