帝の唯一の女〜巫女は更衣となり、愛に囚われる〜
そして、成人の儀が厳かに執り行われた。
「これより、暁宮は東宮となるべし。」
「はっ!」
その声が響き渡り、玉座の間の空気が一層引き締まる。これで暁宮様が次代の帝と定まったのだ。
祝宴が開かれ、華やかな笑い声と香の薫りが満ちる中、私は端の席に控えていた。
「美琴、そろそろ準備を始めましょう。」
葛城が小声で告げる。
「はい。」
静かに立ち上がったその瞬間、東宮様の視線が確かに私を射抜いた。胸の奥が熱くなる。
湯殿へ移されると、侍女たちが私の髪をほどき、湯を注ぎかけた。
白い肌を念入りに洗い清められ、香油が滑らかに塗られていく。
「お綺麗ですよ、美琴様。」
くすぐったいようなその言葉に、ただ頷くしかなかった。
神事に相応しい白衣の巫女装束に着替える。
白と朱が静かに揺れ、胸の鼓動が耳に響く。
「これより、暁宮は東宮となるべし。」
「はっ!」
その声が響き渡り、玉座の間の空気が一層引き締まる。これで暁宮様が次代の帝と定まったのだ。
祝宴が開かれ、華やかな笑い声と香の薫りが満ちる中、私は端の席に控えていた。
「美琴、そろそろ準備を始めましょう。」
葛城が小声で告げる。
「はい。」
静かに立ち上がったその瞬間、東宮様の視線が確かに私を射抜いた。胸の奥が熱くなる。
湯殿へ移されると、侍女たちが私の髪をほどき、湯を注ぎかけた。
白い肌を念入りに洗い清められ、香油が滑らかに塗られていく。
「お綺麗ですよ、美琴様。」
くすぐったいようなその言葉に、ただ頷くしかなかった。
神事に相応しい白衣の巫女装束に着替える。
白と朱が静かに揺れ、胸の鼓動が耳に響く。