帝の唯一の女〜巫女は更衣となり、愛に囚われる〜
「ううっ……美琴……もう、我慢できない。」

低く掠れた声と共に、深く抱き寄せられる。

そして次の瞬間、暁宮様の熱が、私の中いっぱいに注がれた。

「はぁ、はぁ……」

暁宮様の荒い息遣いが、耳元に熱を落とす。

「暁宮様……」

その瞳には、私だけが映っていた。

「幸せです……」

震える声で告げると、暁宮様は何も言わず、ぎゅっと抱きしめてくれた。

しかし抱擁はすぐに熱へと変わる。

「まだ……欲しい。」

低く囁かれ、再び体が重なった。

「ああ……」

ゆっくりと、そして次第に激しく、私を貪るように動く。

「ああん……いい……気持ちいい……」

「本当か? 美琴、悦んでくれる?」

頷きながら視線を絡めると、その瞳が熱く揺れた。

「うっ……ああ……」

深く押し寄せる熱に、全身が包まれる。

「暁宮様っ!」

それは痛みでも義務でもなく、ただ純粋に――こんなにも誰かを求めたのは、生まれて初めてだった。
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