ホームラン王子と過ぎ去った青春をもう一度
「よかった~」
「なら、安心ですね」
「これで、堂々とホームラン王子の恋路を応援できるわ!」
女性たちはなぜかほっと一息ついたあと、ハイタッチをして喜びを露わにする。
そんな二人の反応に違和感をいだき、思わず問いかけてしまった。
「お二人は、小出くんのファンでは……?」
「ええ。そうよ?」
「応援している男性に彼女が出来たら、腸が煮えくり返るほどの怒りを感じるんじゃ……」
私の想定するファンの反応を口にすれば、彼女たちはケラケラと笑い声を上げながらこちらの言い分を否定した。
「いやだわ~。私たち、もういい歳よ?」
「ガチ恋じゃないんで、推しの幸せをいつだって願っています!」
「ね~」
普通のファンとガチ恋というものの違いがわからずに首を傾げていると、事務員たちは丁寧に解説してくれた。
「ガチ恋っていうのは、簡単に言うと彼女になりたいんです。同担拒否になる人もいるので、ホームラン王子から言い寄られている高藤さんとの相性は最悪ですね」
「普通のファンは、私たちのこと。推しの幸せを願い、時にはじゃぶじゃぶと貢ぎ、壁の花になり、声を聞いただけで喜ぶ……」
「これはあくまで一例です。いろんなファン活動があるので、これが正解ってわけではないですけどね!」
「なるほど……」
「なら、安心ですね」
「これで、堂々とホームラン王子の恋路を応援できるわ!」
女性たちはなぜかほっと一息ついたあと、ハイタッチをして喜びを露わにする。
そんな二人の反応に違和感をいだき、思わず問いかけてしまった。
「お二人は、小出くんのファンでは……?」
「ええ。そうよ?」
「応援している男性に彼女が出来たら、腸が煮えくり返るほどの怒りを感じるんじゃ……」
私の想定するファンの反応を口にすれば、彼女たちはケラケラと笑い声を上げながらこちらの言い分を否定した。
「いやだわ~。私たち、もういい歳よ?」
「ガチ恋じゃないんで、推しの幸せをいつだって願っています!」
「ね~」
普通のファンとガチ恋というものの違いがわからずに首を傾げていると、事務員たちは丁寧に解説してくれた。
「ガチ恋っていうのは、簡単に言うと彼女になりたいんです。同担拒否になる人もいるので、ホームラン王子から言い寄られている高藤さんとの相性は最悪ですね」
「普通のファンは、私たちのこと。推しの幸せを願い、時にはじゃぶじゃぶと貢ぎ、壁の花になり、声を聞いただけで喜ぶ……」
「これはあくまで一例です。いろんなファン活動があるので、これが正解ってわけではないですけどね!」
「なるほど……」