嫌い、じゃない

しばらくして有紗の笑いが収まったころ。

有紗は、寧音に向き合う。

「で、どうするの?」


それを聞いた寧音は少し悲しそうにうつむく。

「お兄ちゃんには、嫌われてるから…」


有紗はそれを、少し寂し気に見つめる。

そして、それから、名案を思い付いた、というようにニヤッと笑う。

「ねえ、それだったらさ…」



< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop