美人の香坂さん、酒は強いが恋愛は最弱
優子は飲み会のようなお祭りごとは嫌いじゃない。
優子の実家はとてつもない田舎で、お店とか遊ぶ施設は何もなかった。しかし、季節ごとにある神社のお祭りはとても楽しく、村中の人が集まって飲んだり食べたり踊ったりしていた。
優子もみんなでワイワイするお祭りが大好きだったし、今でも似た雰囲気の飲み会は好きである。
盛り上がる皆を眺めながら焼酎をグビグビと飲んでいると、後ろからとんとんと肩を叩かれた。
呼んだのは1課の先輩で、
「狭いから、あっちで飲まない?」
と手を取られた。
焼酎をもったまま引っ張られるように移動すると、1課の男性陣の中に座らされて飲むことになった。
みんなから「香坂さん、香坂さん」と質問攻めにあっている。
しかも距離が近い!!
(おちつかないいいいいい)
いくら酒好きとはいえ、複数の男性社員に囲まれて質問攻めにあったり、大して親しくもないのに触れるほど近づかれても困ってしまう。
自分以外のことで何か共通の話題はないものか。とはいえ、仕事の話とかともちょっと違うし…。
キョロキョロとネタを探していたら、店員さんが揚げたての唐揚げもってきた。
これだーーー!
と唐揚げを受けとって、それを一口食べ、大きな声で、
「あついっ! おいしいっっ! これビールに合いますよ!」
と感嘆の声を上げる。
ぐびぐびと焼酎を飲み、
「めっちゃくちゃおいしいいいい」
と満面の笑みを浮かべる。
飲み物がビールでなく、焼酎だったけれどそこはスルーしておくことにした。
「そんなにおいしいの?」とみんな唐揚げに目をやった。
よく知らないメンツ。
共通の話題もわからないし、名前すらわかんない人いるし。
食べ物ネタしか浮かばない!!
盛り上がる他の話題を探した結果、盛り上げるネタがなさすぎて自分にがっかりしつつも周囲に声をかける。
優子の実家はとてつもない田舎で、お店とか遊ぶ施設は何もなかった。しかし、季節ごとにある神社のお祭りはとても楽しく、村中の人が集まって飲んだり食べたり踊ったりしていた。
優子もみんなでワイワイするお祭りが大好きだったし、今でも似た雰囲気の飲み会は好きである。
盛り上がる皆を眺めながら焼酎をグビグビと飲んでいると、後ろからとんとんと肩を叩かれた。
呼んだのは1課の先輩で、
「狭いから、あっちで飲まない?」
と手を取られた。
焼酎をもったまま引っ張られるように移動すると、1課の男性陣の中に座らされて飲むことになった。
みんなから「香坂さん、香坂さん」と質問攻めにあっている。
しかも距離が近い!!
(おちつかないいいいいい)
いくら酒好きとはいえ、複数の男性社員に囲まれて質問攻めにあったり、大して親しくもないのに触れるほど近づかれても困ってしまう。
自分以外のことで何か共通の話題はないものか。とはいえ、仕事の話とかともちょっと違うし…。
キョロキョロとネタを探していたら、店員さんが揚げたての唐揚げもってきた。
これだーーー!
と唐揚げを受けとって、それを一口食べ、大きな声で、
「あついっ! おいしいっっ! これビールに合いますよ!」
と感嘆の声を上げる。
ぐびぐびと焼酎を飲み、
「めっちゃくちゃおいしいいいい」
と満面の笑みを浮かべる。
飲み物がビールでなく、焼酎だったけれどそこはスルーしておくことにした。
「そんなにおいしいの?」とみんな唐揚げに目をやった。
よく知らないメンツ。
共通の話題もわからないし、名前すらわかんない人いるし。
食べ物ネタしか浮かばない!!
盛り上がる他の話題を探した結果、盛り上げるネタがなさすぎて自分にがっかりしつつも周囲に声をかける。