もう恋なんてしないはずだったのに〜御曹司課長の一途な愛に包まれて〜
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最近の仕事量は今までに比べ、遥かに多くなっていた。仕事内容も多岐に渡り、自分自身で調べたりするものも多く時間がいくらあっても足りない。それもすべて父からのプレッシャーによるものが大きかった。
俺が部長になるにあたり自分の息子であると発表した。それはある意味後継者指名されたようなものだった。
今後を見据えて俺としての経営方針や理念について、将来へのビジョンについて周囲からの関心が強くなってきてもいた。
俺には兄がいるが早くから後継者としての道から外れ、今は弁護士になっている。だから父としても跡を継がせられるのは俺しかいないと早くから指名してきたのだろう。
ただ、実績もさしてないのに同族だからと指名されても周囲の目は納得できないだろう。もうそういう時代は終わっている。ただ、俺としては代々守り続けてきたこの会社を自分の手で守りたい気持ちはある。後継者となれるように小さな頃からずっと誰よりも努力をしてきたつもりだ。だからこそ今が正念場だと思っている。
日菜はそんな忙しくしている俺に文句も言わずに寄り添ってくれている。週末に会うことも最近はままならない。平日だって会社で会うことも少なく、ましてやプライベートな会話なんてできるはずもない。だからこそメッセージのやりとりは日々欠かさずにしていた。日菜からくるメッセージの何気ない話にホッと肩の力が抜けるのを感じる。日菜に寂しい思いをさせている自覚はある。そのくらい最近は時間が取れていなかった。
でもこの前日菜が何の気なしにくれたメッセージに驚いた。松木さんと一緒にランチを取る仲になっており、個人的にお土産までもらうような関係になっていると聞いたからだ。唖然としてその話を問い詰めようかと思ったがあまりにも醜い。これ以上はダメだと自分の中で自制しやりとりを終えたが気になって仕方ない。翌日、資料を忘れたふりをして昼休みに営業部へ行くと案の定休憩室でふたりでランチをしていた。おかずの交換までしていて親密さを感じさせられる。ハッとして俺は飲み物だけ買うと彼女の顔を見る勇気はなく部屋を後にした。
最近の仕事量は今までに比べ、遥かに多くなっていた。仕事内容も多岐に渡り、自分自身で調べたりするものも多く時間がいくらあっても足りない。それもすべて父からのプレッシャーによるものが大きかった。
俺が部長になるにあたり自分の息子であると発表した。それはある意味後継者指名されたようなものだった。
今後を見据えて俺としての経営方針や理念について、将来へのビジョンについて周囲からの関心が強くなってきてもいた。
俺には兄がいるが早くから後継者としての道から外れ、今は弁護士になっている。だから父としても跡を継がせられるのは俺しかいないと早くから指名してきたのだろう。
ただ、実績もさしてないのに同族だからと指名されても周囲の目は納得できないだろう。もうそういう時代は終わっている。ただ、俺としては代々守り続けてきたこの会社を自分の手で守りたい気持ちはある。後継者となれるように小さな頃からずっと誰よりも努力をしてきたつもりだ。だからこそ今が正念場だと思っている。
日菜はそんな忙しくしている俺に文句も言わずに寄り添ってくれている。週末に会うことも最近はままならない。平日だって会社で会うことも少なく、ましてやプライベートな会話なんてできるはずもない。だからこそメッセージのやりとりは日々欠かさずにしていた。日菜からくるメッセージの何気ない話にホッと肩の力が抜けるのを感じる。日菜に寂しい思いをさせている自覚はある。そのくらい最近は時間が取れていなかった。
でもこの前日菜が何の気なしにくれたメッセージに驚いた。松木さんと一緒にランチを取る仲になっており、個人的にお土産までもらうような関係になっていると聞いたからだ。唖然としてその話を問い詰めようかと思ったがあまりにも醜い。これ以上はダメだと自分の中で自制しやりとりを終えたが気になって仕方ない。翌日、資料を忘れたふりをして昼休みに営業部へ行くと案の定休憩室でふたりでランチをしていた。おかずの交換までしていて親密さを感じさせられる。ハッとして俺は飲み物だけ買うと彼女の顔を見る勇気はなく部屋を後にした。